ホームページを運用する際必要になるものの一つとして「サーバー」というものがあります。
一般の方であれば通常レンタルサーバーを借りてのサイト運用となるのですがレンタルサーバー会社も様々なサービスを提供しており、値段も機能もピンキリのため、全く知らない人であればついつい安いものを選んでしまいがちです。
実は、値段に釣られて安いサーバーをレンタルしてしまうと後で痛い目にあう場合があります。
後々の運営で後悔しないよう自分のホームページはどのようなサーバーが適しているのかを理解した上でのレンタルをお勧めします。
ホームページの回覧スピードはサーバーの処理能力に比例する

「インターネット速度が遅いのかな?」「パソコンの調子が悪いのかな?」などと思う人が大半だと思いますが実はそうでない場合もあります。
原因に挙げられるものの一つとしてレンタルサーバーの性能によるものがあります。
最近話題のWordPressやConcrete5のようなCMSサイトは、ダイレクトで表示するHTML環境のホームページと異なりデータベースを介してHTMLを出力するため、若干レスポンスは劣ります。
そのため、同環境のサーバーでHTMLホームページとCMSホームページの表示スピードを比べると明らかにCMSサイトの方が分が悪くなります。
更にショッピングカートシステムを積んだホームページに対してはこの問題は特に深刻となり、人によってはあまりの遅さに離脱してしまい売り上げに影響することもあります。
CMSサイトを快適に運営するためには
上記のことから失敗しないためにもレンタルサーバーを選ぶ際のポイントをいくつか挙げたいと思います。
メモリ容量はなるべく大容量のものを選ぶ

※一般的な仕様でVPSなら512MB/1GB/2GB(以下2の倍数)、レンタルサーバなら8GB/10GB/16GB(他のユーザと共用)などがあります。
ディスク容量はゆとりのあるものに

私個人の目安としては初めからある程度容量の大きいサーバープランを選んでおくことをお勧めします。
理由として、CMSの場合、画像や動画をアップしているうちに意外と容量オーバーになる可能性も否定はできません。
「サーバがいっぱいになってから新しいプランに引っ越すから容量が少ないものでいいや」という考えもあるかと思いますが、データベースを使用するCMSに至っては初心者には敷居の高い作業となります。
私個人としてはCMSサイトのサーバーディスク容量の目安は最低でも50GB以上は欲しいところです。
スピード重視ならSSDがおすすめです。
料金は割高となりますが、もし、余裕があるのであれば読み書き処理が一般のディスクと比べ何十倍も速いSSDを選択することにより上記のような処理を更に快適にすることができます。

この結果、サイトの表示のレスポンスにいい影響を与えてくれます。
また、人気サイトになればなるほど同時アクセスが増えるため、CPU/物理メモリ/ストレージ(HDD/SSD)に負担がかかります。特に、ストレージにHDDを利用していると大量のファイルへの同時アクセスが発生してしまい、ファイルの読み込み処理でサーバが待たされることになります。こうなると、ウェブページの表示がどんどん遅れてしまいます。ですが、SSDを採用するサーバであればこの「大量のファイルへの同時アクセス」に強いのでHDDのように待たされることがありません。
お勧めのレンタルサーバー
MiniBird(ミニバード)
月額たったの250円~(税抜)で50GBの大容量!1年間利用してもたったの3,000円(やすっ!)データベース(MySQL)が利用できるのでCMSサイトを構築する方にもおすすめです。
MiniBirdエックスサーバーX10プラン
X10プラン利用で1ヵ月1,000円から利用できます。容量もたっぷり200GB!マルチドメイン無制限なので、サイトを複数所有している方向きです。
Xサーバー(エックスサーバー)さくらVPS 2GBプラン SSD
当webサイトでも使用しているVPSです。サーバー構築には専門知識が必要となりますが快適にネットサーフィンすることができます。料金は1ヵ月1,580円~利用できます。
VPS2GBプランは容量こそ50GBしかありませんが、単純に5~6サイトを運営しても全く問題はありません。
北海道留辺蘂町という、人口9,000人に満たない小さな町を拠点に、独自の集客ノウハウと綿密な導線設計により、東京・大阪・名古屋・福岡・沖縄、さらには海外に至るまで幅広いクライアントネットワークを築く。
大手上場企業や芸能プロダクションをはじめ、全国各地の企業・店舗のWebサイト制作やデザイン業務に携わり、「成果につながるマーケティング設計」を強みとしている。
特に、LINE公式アカウントやエルメッセージを活用した自動化導線の構築、WordPressを基盤とした売れるホームページ制作、ユーザー心理に基づくコンバージョン設計(CV導線の最適化)において高い評価を得ている。
「小さな企業でも、正しい戦略と仕組みで全国へ発信できる」ことを信念に、地域密着型の支援と全国展開の両立を実現。デザインとマーケティングを融合したDX推進を通じて、北海道から全国・海外へ価値を届けている。
趣味はベースギターと一眼レフカメラ、腕時計収集、旅行。














