マンガでわかる!今回のテーマ
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副食材、部品、素材——。
こういった「脇役商品」を扱っている方と話をすると、必ずと言っていいほど同じ悩みを聞きます。「広告を出してもなかなか反応がない」「そもそもお客さんが商品の必要性に気づいていない」「認知度が低くて、集客の方法が見えない」。
よく分かります。
主役になる商品と違って、脇役商品は「それ単体で欲しい」とはなりにくい。しかし、実はそういう商品こそ、ブログが必要なんです。
なぜか。それは、広告だけでは絶対に届かない「まだ気づいていないお客さん」に出会えるからです。そして、その人たちをじっくり育てながら、信頼関係を築いていける。
正直に言います。ブログは地味です。すぐに結果も出ません。しかし、だからこそ確実に効果を積み上げられる。そして、続ければ続けるほど資産になっていく。
今日は、これまで見てきた事例も交えながら、脇役商品を扱う事業者こそブログを書くべき3つの理由をお話しします。
広告を止めたら終わり、という恐怖から解放される
広告を配信している間は、ポツポツと問い合わせが来る。しかし、予算が尽きて配信を止めた瞬間、ピタッと止まる。あの虚無感。「これって、ずっとお金を払い続けないといけないのか」と。
実際、2024年のインターネット広告費は2兆9千億円を超える巨大市場になっています。それだけ多くの企業が広告にお金をかけている。競争も激しくなる一方です。
一方で興味深いデータがあります。コンテンツマーケティング、つまりブログやオウンドメディアに予算を増やした企業が2024年は全体の約65%もいたそうです。
なぜだと思いますか?
答えはシンプルです。検索エンジンから来るお客さんは「広告を止めても来続けてくれる」から。一度書いた記事が、ずっと働き続けてくれる。これは本当に大きい。
特に脇役商品の場合、お客さんは「この商品をどう使えばいいんだろう」「どんな場面で必要なんだろう」と検索しています。
例えば、特殊な調味料を扱っている会社なら、「○○を使ったレシピ」とか「○○の代わりになるもの」といったキーワードで記事を書けば、まさに今それを探している人に出会える。しかも、その記事は消えない。ずっとそこにあって、ずっと人を連れてきてくれる。

「ハーメチックシール」という、一般の人はまず知らない超ニッチな部品なんですが、この会社がブログを始めた。専門的な情報や、技術的なフォーラムのようなものを提供して。
そうしたら、数ヶ月でWebサイトへのアクセスが2倍になりました。しかも、訪問者から「こういう情報を提供してくれてありがとう」という感謝のコメントまで届いたそうです。
これは、単なる「アクセスが増えた」という数字以上のものがあります。「この会社は信頼できる専門家だ」と認識してもらえた。それが何より大きいと思っています。
お客さんが「気づいていない」から、育てていく
私はこれだと考えています。
「お客さんが、そもそも必要性に気づいていない」ということ。
主役商品なら、お客さんの方から「これ欲しい」と来てくれます。しかし脇役商品は違う。商品だけ見せられても「で?」となってしまう。使い方も分からないし、なぜ必要なのかもピンとこない。
だから、広告で「これいいですよ」とアピールしても、響かない。「今すぐ欲しい人」がそもそも少ないからです。
ではどうすればいいのか。
答えは、「育てる」です。ブログを通じて、「なぜこの商品が必要なのか」「どんな課題を解決できるのか」を丁寧に伝えていく。
専門用語で言うと「リードナーチャリング」、つまり見込み客を育てていくということです。
実際、コンテンツマーケティングを実施している企業の約8割が「認知が広がった」「社内でも評価された」「仕組みができた」という成果を実感しています。
広告は「今すぐ買いたい人」に届く。しかしブログは「いつか必要になるかもしれない人」に届いて、その人との関係を少しずつ深めていける。これが大きな違いです。

正直、最初は「フェムト秒って何だろう」というレベルでしたが、この会社がブログを始めて、基礎知識や資料を提供し始めたんです。
そうしたらどうなったか・・・。
たった3ヶ月で、Webサイトへのアクセスが3倍。しかも、資料をダウンロードしてくれた人のリストが6倍に膨れ上がりました。
何が起きたかというと、「この会社は、難しい技術を分かりやすく教えてくれる」という評価を得たんです。それで、「じゃあ詳しく話を聞いてみよう」と資料をダウンロードしてくれた人が増えた。
これは、単に「情報を出した」だけじゃなく、「この会社なら信頼できる」と思ってもらえたということです。
例えば産業用の部品を扱っているなら、「設備トラブルを防ぐメンテナンス方法」といった記事を書く。そうすると、読者は「この会社は現場のことを分かっている」「困った時に頼りになりそうだ」と感じる。
そして、いざ「部品を買おう」となった時、真っ先に思い出してもらえる。
これがブログの力です。
広告費の呪縛から、自由になれる

「クリック単価、高すぎないか」「獲得単価が全然合わない」「予算を増やさないと、もう成果が出ない」
特に脇役商品の場合、商品単価がそもそも低いことも多い。だから広告費をかけても、費用対効果が合わないケースが本当に多いんです。
しかも、ニッチすぎて検索ボリュームが少ない。リスティング広告で狙えるキーワードなんて、ほとんどない。詰んでいるように見えますよね。
しかし、ブログは違います。
最初はちょっと頑張らないといけません。記事を書いて、検索エンジンに評価されるまで待つ。しかし一度記事が上位に表示されたら、その後はずっと安定して人を連れてきてくれる。

半年から1年コツコツ続けたら、気づいたら「広告に頼らなくても、毎月安定してリードが取れている」という状態になっている。これは大きいです。
ただ、ニッチな脇役商品だからこその悩みもあります。よく聞くのはこんな声です。
「検索されるキーワードが思いつかない」
「専門的すぎて、どう記事にすればいいか分からない」
「すぐに結果が出ないから、モチベーションが続かない」
分かります。しかし、実はこれ、全部解決策があります。
まず「検索されるキーワードがない」問題。これは、商品名で検索する人を探そうとしているから見つからない。そうではなく、「用途」や「課題」、「代わりになるもの」で検索する人を狙うんです。
例えば「○○の代わりになるもの」「△△を解決する方法」といったキーワード。商品を知らない人が、困りごとを検索している時に出会えるようにする。
次に「専門的すぎて書けない」問題。これは逆に考えましょう。業界の人にとっては当たり前のことでも、お客さんにとっては貴重な情報です。だから、むしろ超基礎的なことから書けばいい。
「なんでこんな当たり前のこと書くの?」と思うようなことほど、実は求められていたりします。
最後に「続かない」問題。これはもう、腹をくくるしかありません。
半年から1年は成果が出ないものだと、最初から分かっている。だから月に3〜5記事くらいのペースで、無理なく続ける。100点の記事を書こうとしないで、60点でもいいから公開する。
そうやってコツコツ続けていたら、ある日「あれ?問い合わせ増えてきたな」という瞬間が来ます。
それまでの辛抱です。
だからこそ私は、脇役商品こそブログを書くべきだと考える
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。
1つ目は、広告を止めても人が来続けてくれる仕組みが作れること。
2つ目は、お客さんを育てながら、信頼関係を築いていけること。
3つ目は、長い目で見れば、広告よりずっと低コストでリードが取れること。
医療機器の部品メーカーも、レーザー技術の会社も、最初は「こんなニッチな商品で本当に大丈夫か」と思っていたはずです。しかし、ブログをコツコツ続けた結果、ちゃんと成果が出た。
だから、あなたの扱っている脇役商品でも、絶対にできます。
「何から始めればいいんだろう」
そう思いますよね。だから、具体的に「今日からできること」を3つだけお伝えします。
まず1週間で、お客さんを想像する
誰がこの商品を必要としているのか。どんな困りごとを抱えているのか。購入を決めるのは、担当者か、上司か、経営者か。
紙に書き出してみてください。意外と、ちゃんと考えたことがなかったりします。
次の1週間で、最初の3記事のテーマを決める
記事のパターンは、シンプルに3つ。
「基礎知識」の記事 — 商品や技術の基本を、分かりやすく解説する
「課題解決」の記事 — 読者の悩みを、具体的に解決する方法を示す
「活用事例」の記事 — 実際の使い方や、導入した人の話を紹介する
これだけです。難しく考える必要はありません。
そして3ヶ月間、とにかく続けてみる
月に3〜5記事でいいです。無理をしない。
完璧な記事を書こうとしないで、60点でもいいから公開する。そして、反応を見ながら、少しずつ良くしていく。
一番大事なのは、「続けること」です。
正直に言います。最初の3ヶ月は、本当にしんどいです。書いても書いても、アクセスは増えない。「意味があるのかな」と思う瞬間、絶対に来ます。
しかし、そこを乗り越えた先に、「問い合わせが来た」「資料がダウンロードされた」という瞬間が待っています。
そこからです。ブログが楽しくなるのは。
ちなみに、「記事を書き続けるのって、リソース的にきつい」と思った方へ。
実は私たちも、まさにそういった課題を解決するためにOptiB2.0というツールを提供しています。AIを使ってブログ運営を効率化できるツールで、アイキャッチ画像のデザイン、LPの作成、記事の構成作りなどを、AIの力を借りながらできる。
外注するとコストがかかりますが、こういうツールを使えば自社でも回せます。ランニングコストを抑えながら、継続できる体制が作れる。
※詳細は公式サイト(https://optib.with-planning.co.jp)でご確認いただけます。こういう選択肢も、知っておくと楽になります。
最後に。
「すぐに結果が出ないから」と諦めないでほしいんです。
半年後、1年後を見据えて、今日から一歩ずつ。その積み重ねが、やがて大きな資産になって、あなたのビジネスを支える基盤になります。
私はそう信じています。
脇役商品の魅力を、ブログを通じて、世界に届けていきましょう。
北海道留辺蘂町という、人口9,000人に満たない小さな町を拠点に、独自の集客ノウハウと綿密な導線設計により、東京・大阪・名古屋・福岡・沖縄、さらには海外に至るまで幅広いクライアントネットワークを築く。
大手上場企業や芸能プロダクションをはじめ、全国各地の企業・店舗のWebサイト制作やデザイン業務に携わり、「成果につながるマーケティング設計」を強みとしている。
特に、LINE公式アカウントやエルメッセージを活用した自動化導線の構築、WordPressを基盤とした売れるホームページ制作、ユーザー心理に基づくコンバージョン設計(CV導線の最適化)において高い評価を得ている。
「小さな企業でも、正しい戦略と仕組みで全国へ発信できる」ことを信念に、地域密着型の支援と全国展開の両立を実現。デザインとマーケティングを融合したDX推進を通じて、北海道から全国・海外へ価値を届けている。
趣味はベースギターと一眼レフカメラ、腕時計収集、旅行。






















