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多くの経営者や担当者が「競合他社もあるから、うちも一応作っておこう」「名刺代わりにあればいいでしょ」という考えでホームページを制作しています。しかし、この「とりあえず作る」という姿勢こそが、成果が出ない最大の原因なのです。
実際、中小企業白書のデータによれば、ホームページを開設している企業の約半数が「効果を感じていない」と回答しています。つまり、ホームページはあっても、成果につながっていない企業が大半を占めているということです。
本記事では、なぜ「とりあえず作る」では失敗するのか、そして成果を出すホームページに必要な「たった1つ」の重要なポイントについて解説します。この記事を読めば、あなたのホームページが成果を生み出す武器に変わるはずです。
ホームページを作っても失敗する企業が48.6%もいる事実

さらに驚くべきは、ホームページの効果測定の基本である「アクセス解析」を行っている中小企業はわずか36.1%にとどまり、残る63.9%は「していない」と回答しているという事実です。アクセス解析とは、ホームページにどれくらいアクセスがあるのか、どんなページが見られているのか、ユーザーがどんなキーワードを検索してホームページを訪問しているのかなどを調べることを指します。
ホームページを開設しているにも関わらず、これを実施していないということは、投資した製造機械がどれだけの利益を生んでいるのかを気にしていないのと同じです。これでは、せっかく制作費用をかけたホームページが「あるだけ」の状態になってしまい、本来得られるはずの成果を逃してしまいます。
「あればいい」という考えが生む機会損失は計り知れません。その間にも、明確なゴールを持ったホームページを運営する競合他社は、着実に新規顧客を獲得し、売上を伸ばしているのです。
なぜ「とりあえず作る」では失敗するのか
ここでは、ゴール(目的)のないホームページが抱える3つの問題について詳しく見ていきましょう。
問題①目的不明で誰に何を伝えたいのかが曖昧

その結果、「誰にも刺さらない、当たり障りのないホームページ」が出来上がってしまいます。訪問者は自分に必要な情報を見つけられず、そのままページを離れてしまうのです。
問題②測定ができない(改善のサイクルが回らない)

ホームページは「作って終わり」ではなく「育てるもの」です。データを分析し、改善を繰り返すことで初めて成果につながります。しかし、目的がなければ何を改善すべきかも分からず、ホームページは放置されたまま時間だけが過ぎていきます。
問題③制作費用だけがかかり、投資対効果が見えない

例えば、「ホームページがないとちょっと怪しい会社に見えるから」程度の理由で500万円や1,000万円もかけてホームページを作ったとしても、ほとんど誰にも見られないようなサイトでは費用対効果は見合いません。逆に、1件取れると1,000万円の案件があるような高単価ビジネスで集客が目的なら、ホームページにかける予算も変わってきます。
目的が明確であれば、「このホームページにいくらかけるべきか」という経営判断も適切に行えるのです。
成果を出すホームページに必要な「たった1つ」のこと
それでは、成果を出すホームページには何が必要なのでしょうか。答えは非常にシンプルです。それは「明確なゴール(目的)設定」です。
ゴール設定が全ての起点となります。目的が定まっていれば、誰に向けて、どんな情報を、どのように伝えるべきかが自然と見えてきます。制作会社への依頼もスムーズになり、効果測定も可能になります。
明確なゴール設定がもたらす3つのメリットを見ていきましょう。
まず1つ目は、制作の方向性が明確になることです。目的に合ったホームページを作成しなければ「作っただけ」で終わってしまい、ホームページにコストや時間をかけた意味がなくなってしまいます。ゴールが決まっていれば、デザイン、コンテンツ、導線設計など、すべてがその目的に向かって最適化されます。
2つ目は、効果測定と改善ができることです。目的が「新規顧客からの問い合わせを月20件獲得する」と具体的に設定されていれば、現状が月10件なのか15件なのかを測定でき、目標達成のために何を改善すべきかが見えてきます。PDCAサイクルを回すことで、ホームページは継続的に成長していきます。
3つ目は、費用対効果が可視化できることです。ゴールが明確であれば、「このホームページが会社にどれだけの価値をもたらしたのか」を数値で示すことができます。経営判断の材料としても活用でき、次の投資判断にもつながります。
実際のデータでも、その効果は明らかです。ホームページを活用している経営者への調査では、48%が「問い合わせの増加」を実感しており、「新規顧客の獲得」「認知度アップ」「イメージアップ」も3割以上が効果を感じています。また、中小企業庁「小規模企業白書2023」によれば、ホームページを持つ企業の約60%が「新規顧客獲得に効果があった」と回答しています。
正しいゴール設定の具体例
では、具体的にどのようなゴールを設定すればよいのでしょうか。ここでは代表的な4つのゴールを紹介します。
最も一般的なのが「新規顧客獲得(問い合わせ・資料請求)」です。ホームページを営業ツールとして活用し、問い合わせフォームや資料請求を通じて見込み顧客を獲得します。営業時間に関係なく24時間問い合わせを受け付けることができ、問合せの増加が期待できます。
次に「認知度向上・ブランディング」があります。ホームページの大きなメリットの1つは、場所を問わず日本全国・全世界に情報を届けられることです。検索エンジンで自社の商品・サービスに関連するキーワードで検索された際、ホームページを目立つ位置に表示できれば、多くの人に見てもらうことができます。
「採用強化」を目的とするケースも増えています。自社ホームページで人材募集のコンテンツを作ることができれば、求人媒体と異なり、他社との差別化した募集を出すことができます。社員インタビューや社内理念の情報など、自社の魅力を伝えるとともに、企業理解を促すこともできるため、採用コストを減らすことができます。
「既存顧客へのサポート・情報提供」も重要なゴールです。年末年始の休日や決算情報、事業報告などを定期的に発信することで、顧客は自社の活動を理解でき、良好な関係性を保つことにつながります。
自社に合ったゴールを見つけるには、まず「ホームページで達成したいことリスト」を作成し、優先順位をつけることが重要です。1つのホームページに複数の目的を持たせすぎると、ホームページの役割が曖昧になり期待する効果が得られません。まずは1つの明確なゴールに絞り、そこから段階的に拡張していくのが成功への近道です。
今すぐできる3つのアクション
ここまで読んで「自社のホームページはどうだろう?」と不安に感じた方もいるかもしれません。そんな方のために、今すぐできる3つのアクションをご紹介します。
まず1つ目は、自社ホームページの現状を見直すことです。そもそもホームページに明確なゴールは設定されているでしょうか。訪問者にとって分かりやすい導線になっているでしょうか。アクセス解析は行われているでしょうか。現状を正しく把握することが、改善への第一歩です。
2つ目は、ゴールを1つ明確に設定することです。複数の目的があっても構いませんが、まずは最も重要な1つに絞りましょう。「新規顧客からの問い合わせを月20件獲得する」「採用応募を月5件獲得する」など、具体的で測定可能な目標を設定してください。
3つ目は、専門家に相談してみることです。ホームページは専門的な知識が必要な分野です。自社だけで判断するのが難しい場合は、プロの目で現状を診断してもらい、適切なアドバイスを受けることが成功への近道となります。
まとめ
ホームページは「あればいい」というものではありません。明確なゴールを持ち、効果測定と改善を繰り返すことで、初めて成果を生み出す強力なビジネスツールとなります。
「とりあえず作っておこう」という姿勢では、せっかくの投資が無駄になってしまいます。ゴール設定こそが、成果が出るホームページと出ないホームページの分かれ道なのです。
もし、あなたが自社のホームページについて「本当に成果が出ているのだろうか」「何から改善すればいいのか分からない」と感じているなら、まずは現状を知ることから始めましょう。
私たちは、ホームページの無料診断サービス「ホームページ反応診断」を提供しています。あなたのホームページが抱える課題を専門家の目で診断し、具体的な改善策をご提案いたします。
「なるほど、じゃあまずは相談してみよう」と思っていただけたなら、ぜひお気軽にお問い合わせください。あなたのホームページが、本当の意味で成果を生み出すツールに変わるお手伝いをさせていただきます。
北海道留辺蘂町という、人口9,000人に満たない小さな町を拠点に、独自の集客ノウハウと綿密な導線設計により、東京・大阪・名古屋・福岡・沖縄、さらには海外に至るまで幅広いクライアントネットワークを築く。
大手上場企業や芸能プロダクションをはじめ、全国各地の企業・店舗のWebサイト制作やデザイン業務に携わり、「成果につながるマーケティング設計」を強みとしている。
特に、LINE公式アカウントやエルメッセージを活用した自動化導線の構築、WordPressを基盤とした売れるホームページ制作、ユーザー心理に基づくコンバージョン設計(CV導線の最適化)において高い評価を得ている。
「小さな企業でも、正しい戦略と仕組みで全国へ発信できる」ことを信念に、地域密着型の支援と全国展開の両立を実現。デザインとマーケティングを融合したDX推進を通じて、北海道から全国・海外へ価値を届けている。
趣味はベースギターと一眼レフカメラ、腕時計収集、旅行。



















