複数人でファイルを管理するにはバージョン管理システムが必要

他のメンバーと一つの作業を分散して行なう際、作業工程を念入りに決めて行ったとしても相手がどこまで作業を進めたのか、何の作業を行っているのか、上書していいものなのか、自分が今修正してもいいのかなど、様々な決め事を行ないながら進めていかないと大変なミスに繋がる可能性がでてきます。

私も以前複数人で同時に編集してしまったために、先に編集した人の変更内容が消してしまい大変なことになるような苦い経験があります。

このような問題を解決するために作られたのがGitというバージョン管理システムです。

「更新履歴管理」「変更の記憶」これらを管理することで作業効率は飛躍的に向上

更新履歴から何の作業を行ったのか一目瞭然
更新履歴から何の作業を行ったのか一目瞭然

Gitを使用することによって何をどのように修正したのか、その都度更新履歴として保存しておくことができるため、例えば何かのトラブルが発生した際に一度編集したファイルを更新履歴を確認しながら過去の状態に戻したりすることができます。

他にも、チームで共有しているファイルの場合、他人の編集した最新ファイルを上書きしようとすると、サーバにアップロードした時に警告が出るので知らず知らずのうちに他人の編集内容を上書きしてしまうといった失敗は起こらないので大人数で行う作業の際は確実に作業を進めていくことができます。

戻るという作業も更新履歴を見ながら行える
戻るという作業も更新履歴を見ながら行える

「履歴を管理する」「変更を記憶する」これらのことが目に見えて明確となるため弊社では作業を進める際にはなくてはならないシステムとなりました。

デメリットとしては最初に覚えることがたくさんあるということですが、これらをクリアしてしまえば上記の問題が皆無となります。

複数人で管理が必要となる仕事が多い企業様には導入をお勧めします。

Gitの詳しい説明は下記のページをご覧ください。

 

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう